日常生活自立支援事業講演会を開催しました
7月1日(土)13:30 から mottoひょうご 事務局長 栗木剛氏を講師に迎え、日常生活自立支援事業講演会「日常生活自立支援事業を利用して地域で生きる 『こまった』を『よかった』に」を開催しました。
前日からの大雨で開催も危ぶまれていましたが、栗木先生の講演を歓迎するかのように開催時刻には雨も上がりました。医療関係、一般の方、事業所など多方面から53名の参加がありました。
県社協の日常生活自立支援事業「あなたの安心した生活をお手伝い」のパンフレットを参考に、隣に座った席の人と時々ディスカッションしながら、1時間30分という時間があっという間に過ぎました。栗木先生のテンポの良いお話は、日常生活自立支援という一見難しそうに感じる事柄をやわらげ、とても分かりやすく説明していただけました。
栗木先生からは携帯のマナーモードの仕方がわからないのに、プライドがあるから今更、人には聞けない。ということを具体例とし、お金のことについても、人に聞きたいけど聞けない、困ったときほど聞きにくく、困ってから聞こうとしてもその時には厳しい現状になってしまっていることが多く見られると話されました。
民生委員などが困っているだろうと思われる人に声をかけても、お金のことについてはなかなか話辛いです。そのために、社協の日常生活自立支援事業などの関係機関に話をつなげることで『こまった』を『よかった』に結びつけられるとお話されました。
参加された方の中には『話がすごく面白い』、『先生の身近な方の事例は説得力があった』、『隣の方と意見交換が出来て良かった』と喜びの声もあり、参加された皆さんが笑顔で会場を後にされました。
※この講演会は共同募金の配当金により実施されました。